Strate Friendsではストラテジーテック・コンサルティングで働く仲間の声を紹介しています。今回は、ストラテジー&コンサルティング事業部で働くよっしーさんに現在取り組まれている仕事の内容や過去の経歴などについて伺いました。
・名前 よっしー 43歳
・経歴 SIER→ストラテジーテックコンサルティング
・部門 コンサルタント部門 マネージャー
―――自己紹介をお願いします
長崎県のとある島で生まれて、佐賀、福岡、岐阜と徐々に北上、現在は埼玉県浦和区に住んでいます。「サッカーのまちさいたま」ですが残念ながらサッカーには全く興味がないです。中二の双子の娘がいます。
趣味はほとんどないのですが、年2回くらいでキャンプに行っています。ちょっとずつ道具も集めていて、次は焚火台を買いたいのですが、主に収納時の汚れが気になるというのでなかなか妻の許可が下りず…収納も含めてご提案が必要そうです。
あとは子供とゲームやったりします。数年前まではMinecraft、現在はFortniteですね。中学生になると一緒にやってくれなくなり、ほぼ1人でやっています。フレンド募集中です!
もう結構なおじさんなのでちょっと自分語りをしてみます。
小学生の頃の夢は「宇宙飛行士」か「大工さん」でした。今考えると振れ幅が大きいですが。
宇宙飛行士は友達からバカにされてひっこめてしまい、それ以降「大工さん」で通していました。近くには建築科のある高校はなかったので、佐賀の工業高校機械科、福岡の建築の専門学校に進学しました。二級建築士を取得して地元の建物調査会社に就職、社名は「●●設計コンサルタント」で、一応職歴の最初はコンサルなのかもしれません。もちろんコンサル業務のようなものは欠片もなく、当時の社長さんもカッコいいからつけていたのではと推測しています。
その会社にもともとIT関連の仕事をしていた方がいました。ハードディスクドライブが冷蔵庫ぐらいのサイズで、その中で直径50cmくらいの銀色の円盤が回っていたのを見たことがある、くらいの年代の方で、CAD用のPC をつなぐための社内LANを構築させてもらったり、IT業界の話を聞いたりしたことが、建築からITに鞍替えしたきっかけになりました。
建築業界が不景気で年収も200万円台だったこともあり何とかしなければということで、学歴も経験もなくてもそれなりに稼げるチャンスがあり、そして面白そうな仕事といえばIT だろうということで、3カ月無給だけど無償で研修したのち社員にしてくれるという会社でプログラミング、DB、ネットワークについて学んで、Oracle BronzeとCCNAを取得、なんとか社員になることに成功しました。
3ヶ月無給で拘束するなんて今なら大炎上間違いなしの仕組みですが、全くの未経験でも3ヶ月学べば採用してくれる、ということでこれはチャンスだと思っていました。貯金が多かった訳ではないのですぐにお金はなくなり、友達にご飯を奢ってもらったり、車を売ったりしてしのぎました。この時資格取得でなんとかこの業界に入れたので、その後も資格はなるべく取得するようにしています。
LPICやOracleMaster、IPAのネットワークスペシャリストやプロジェクトマネージャー試験、情報処理安全確保支援士などの資格取っています。関係ないですがボイラー技士や乙四類危険物取扱者、電気工事士も持っていますので、電気配線が必要だったらお呼びください(笑)
採用されてもいきなり開発やインフラ構築の仕事に入ることはなく、まずは当時IT振興に積極的だった岐阜県の「雇用直結型IT 人材育成事業(未経験の人にIT を教えて地元IT 起業に就職してもらい税金を払ってもらおう!)」という事業に参画しました。現場経験はないのに習ったばかりのプログラミング、DB、ネットワークを人に教えたり、生徒は未経験の人なのでビジネスマナーやホウレンソウも教えて悩み相談にも乗る。みたいな仕事でした。全然思っていた仕事と違うと思いましたが、その会社の社長(元日立製作所)の「IT はパソコン1つで世界と戦える夢のある仕事だ」 との言葉に感銘を受けて、もうちょっとやってみようと思って続けていました。
それを2年ほどやったあとようやく現場に出ることができ、少々プログラマーをやったあと、主にSIerのインフラ案件に参画してきました。銀行のインフラ構築、データセンターの運用SE、生保のIP-PBX(IP電話システム)の構築、 警備会社のインフラ構築、生保インフラ部門の社員代替などを10年ほど経験して今に至ります。
―――ストラテジーテックに入社した理由は何ですか?
前の会社は100名くらいのエンジニアがいて、そこでサーバー系インフラ部門のマネージャーをやらせてもらっていました。
ただ自分を見つめてみると何か技術的に特化していることもなく、マネージメントといってもメンバーはすべて現場にでて自分で仕事を回してくれているので、たまにあるクレーム対応やキャリア相談、評価くらい。人と評価するうえでベースとなるはずの技術力や人間力がそれほどあるとは思えないし自分でサービスも作れない。「何者にもなれていない」「自分で価値をつくれていない」という気持ちが強くありました。ずっと客先常駐のSEをやってきて、それの延長上にあって価値を作り出す役割はなんだろう? と考えると、ITコンサルタントなのではないかと思って転職活動を開始。
弊社代表からお声がけ頂き、会ってお話してみると年齢は同じで学歴も同じ高卒なのに、コンサルファームで役員やって今会社を興しているということで、このような人やそこに集まる人の元なら、価値を作り出す人間になれるのではないかと思い入社させて頂きました。
―――今どんな仕事をされていますか?
現在は小売業のお客様のOAシステム更改案件にて、ITコンサルタントとしてアーキテクトを担当しています。ゼロトラストやローカルブレイクアウトなどの新しいアーキテクチャを採用したシステムの検討は、今までの経験が使えない部分も多く苦労しましたが楽しくやらせてもらっています。
また、数百億円、数万台のPCやモバイルデバイスを扱うため、わずかな単価の差が数千万円、時には数億円の差になってしまうのでコスト算出とベンダーとの折衝には非常に気を使いました。社内ではContactEARTHのインフラをAWSで作っています。
―――ストラテジーテックはどんな会社ですか?
前職と比べると、とにかく優秀な方が多いです。付け焼刃やその場しのぎが通用しないことを肌で感じます。それに合わせてパートナーやお客様もレベルが高く、成長できる場だと感じます。
―――将来の目標などあれば教えてください
漠然とした目標ですが「世界と戦える仕事がしたい」と思って、転職活動時もそれを転職理由に書いていました。前職までは全く進んでいませんでしたが、ストラテジーテックに入って少し近づいた気がします。