2021年、地元に希望を持てない若者の為に、東北地方をデジタルイノベーションシティー化するためのプロジェクトを立ち上げました。
なぜ、東北でこのプロジェクトを始めたのか。
そのきっかけや今後の展望について代表にインタビューをしました。
なぜ地方創生事業をはじめたのか
なぜ地方創生事業をはじめたのでしょうか?
地元を救いたい。それが事業始めたきっかけでした。
私が青森県の弘前市出身ですが、青森についてこのような話を聞くようになりました。
この10年で税収が数十億円単位で減り続けている。
学生の半分以上が県外に出て行ってしまう。
また、調べてみると、
青森県の平均年収は371.0万円全国47位でワースト1位。
青森県の人口減少率は全国ワースト第2位。
これが地元「弘前市」の現実なんです。
何か自分に出来る事はないかと考え地元を走り回り、自分が20年以上経験したIT・デジタル経営ノウハウで地元を活性化できないか?という考えに至りました。
弘前から東京へ出て20年以上になりますが、今こそ地元の為に東京で経験したIT・デジタル分野の経験で力になりたいと考えています。
この地方創生事業で実現したいこと
この地方創生事業で実現したいことは何ですか?
地元に雇用を増やしたい。若者が県外に出ていかざる得ない現状を変えたい。
このことが何よりも今回実現したいことです。
その為に、私が経験したITコンサル業界の経験をフルに活用し、まずは青森県の弘前市にITスクール運営、Digital人材のコミュニティースペース(コワーキングカフェスペース)、ITコンサルティングサービス事業を行う複合施設(弘前デジタルイノベーションセンター)を立ち上げました。
そして、青森県内の企業のデジタル化・DX化を青森県内で育った地元の人間が支えられるスキームを作り上げたいと思っています。
雇用の受け皿を作り上げ、地元で働きたい人が将来にわたり地元で働くことができて、東京とも遜色のない所得をIT分野で実現する!そんな未来を追いかけたいと思っています。
現在どのような取り組みをしているのか
現在、どのような取り組みをされていますか?
青森県庁と弘前市役所にも私の思い描いたデジタル・イノベーションシティー化戦略をプレゼンテーションし、協力関係を築きました。
また、弘前大学や県立高校などを回り、自分が作り上げた仕事上必須となる最先端のITスキル教育を取り入れてもらえないかお願いして回りました。
どの学校様も快くお話を聞いてくださり、就職の幅も広がり学部や学科にとらわれないスキルア
ップへの取り組みに理解を示していただきました。
今後の展望について
今後の展望について教えていただけますか?
ITはそもそも何かを実現するための手段ですので、特に青森県の主な産業である「農業」「観光」「医療」分野のDX化・産業の発展にITの力をフルに活用していきたいと考えています。
また、2022年7月、秋田県庁様からのご依頼により秋田県にも事業所を開設し、地方創生事業へ取り組むこととなりました。
今後は仙台市への事業所の開設も検討しており、まずは青森県での取り組みに注力したいと思っていますが、将来的には東北県内すべての地域の産業の発展・雇用の創出に貢献していきたいと考えています。
最後に
最後に一言お願いします。
これまで、私たちの取り組み想いを紹介してまいりました。
そして、この「デジタル・イノベーションシティー」構想を推進していくには「共に働く仲間」が必要です。
私たちは、青森県・秋田県・宮城県で私たちとともにこの事業を実現していくための仲間を求めています。
地元に働きたい会社がなく、現在東京などの都心で働いているという方、また、地元ではないが地方に移住し新たなライフワークをお考えの方など、私たちの事業に少しでも興味を持っていた
だける方からのメッセージを心よりお待ちしております!