日本の少子化に伴う市場規模の縮小などにより、世界経済における日本市場の相対的な位置付けは縮小しています。本記事では、現在の日本経済の状況や、ストラテジーテックコンサルティングのグローバル進出戦略について代表へのインタビューを行いました。
私たちの経済は今、とてつもないグローバル環境下に置かれています。
テレビでも連日のように、日本企業がグローバルランキング外になったことを報道しています。
日本経済は「グローバルに取り残されている」
そのように私は感じざるを得ない状況であると思っています。
日本国内にもすでにGAFA(Google、Amazon、Facebook、Appleの総称)が、あらゆる事業に参入してきています。
私はこれはまるで、幕末に黒船が来航した時と全く同じ状況ではないかと危惧しています。
当時の日本は鎖国をしていたため、ほぼグローバルというものをわかっていなかった。
そして、武器を含めた戦力の差に愕然とするしかなかった。
またその時と同じような事が現代でも起こってしまっている、、、
日本はデジタル化をはじめDXなど、海外(特にアメリカと中国)に5年~10年の遅れをとっていると言われています。
海外の企業は経営者がデジタル経営者であることが当たり前で、日本は今だにデジタルに精通していない経営者が圧倒的に多い状況なのです。
このままでは日本経済は、グローバルの波に飲み込まれて無くなってしまうのではないか?
すべてが外資の元にしか存在できない、日本はそんな環境になってしまうのではないか?
そのように思えて仕方がないのです。これは私自身にも言える事だと思うのですが、グローバル経済感覚が弱すぎる、知らなすぎる。こういった事にも原因があるのではないかと考えています。
私たちストラテジーテックコンサルティングは、日本企業の海外進出やグローバル戦略などをサポートしているコンサルティングファームではありますが、私たち自身がまだまだグローバル感覚が弱すぎる!
このままではグローバルで戦える日本企業のイノベーションをサポートできるわけがない!
その様な思いに強く駆られています。
このことを打破するには、自分たち自身が自ら海外に出ていく事、そして、自分たち自身がグローバル感覚を身に着ける事。こういった行動を取るべきであるという考えに行き着きました。
私たちは2025年を目途に海外事業拠点を設立し、グローバルにサービスを提供していこうと考えています。
また、もっとドラスティックに考えるのであれば、本社自体を海外に移転するぐらいの事が必要ではないかとも考えています。
そして、グローバル感覚を着実に身に着けた時に初めて、ジャパンローカルでも日本企業のグローバル化を本当の意味でサポートできるコンサルティングファームになれるのではないかと思っているのです。
こうした考えは、創業時から様々な方々にお伝えしてきましたが、国籍を問わず「自分もグローバルで活躍していきたい!」と共感頂いた方々に数多く集まって頂いております。
すでにそういった仲間は、クロスボーダーやロールイン・ロールアウトプロジェクトの支援もスタートしています。
このように私たちは、これから出会うすべての仲間たちとグローバルで戦えるコンサルティングファームを目指して活動してまいります。
代表取締役社長 三浦 大地